内部モデルを構築するための3つの方法。

エジソンは、電球を発明するまで一万回失敗したという。しかし、そのことをエジソンは失敗とは言わなかった。
インタビュアーに「一万回も失敗したそうですが、苦労しましたね」と言われたとき、エジソンは、「失敗ではない。うまくいかない方法を一万通り発見しただけだ」と言ったといいます。
前回の投稿で『小脳で投げる・内部モデルの構築』について書きました。
※『まだ、こうグリップして、ここに構えて、ここに引いて、投げるってやっていませんか?それよりも・・・』は こちら
内部モデルの構築も同じで考え方なんです。
うまくいかない投げ方は削除しつつ正解の投げ方を見つけ強化していくんです。
そして、正解の投げ方の感覚に身を任せて投げることができるようになります。 
今読んでいる『インナーゲーム』のセルフ1とセルフ2と同じですね。
この話は『インナーゲーム』を読み終わったらまとめたいと思います。
前置きが長くなりましたが今回はその実践編としてどのような練習方法で内部モデルを構築するのかを書いていきます。

『内部モデルの構築』をするための3つの方法

1. 入るイメージ(設計図)を作る

この設計図が非常に重要です。
頭の中で自分が投げている姿かつ狙ったナンバーに入っているところをイメージする。
この時に肘の高さとか引く位置とか気にしなくていいんです。
ダーツがどんな軌道でどう入るのかをイメージします。 
そのイメージの通りに投げるだけです。

2.成功してもしなくてもイメージの修正はしない

例えば、BULLの練習をしている際に、下に外れたからといって、少し上に投げよう!!っていうのはNGです。
上下左右に外れたとしてもイメージは絶対に修正しないようにします。
どんなに大きく外れても初めに作った設計図は変えてはいけません。
外れる度にイメージを修正してしまうと、どれだけ時間を使っても内部モデルの構築ができません。
家の設計図がたくさんあると大工さんはどの家を作ればいいか迷ってしまいますからね。
設計図は1つにして家を建てましょう。
自分の脳は正しい設計図を持っていると信じましょう。

3.短時間に分けて反復練習をする

長時間同じ練習をするよりも短時間の練習を何回もするほうが効果的に設計図を作ることができます。
時間にして15分程度がよいと言われています。
なので2時間の練習中にカウントアップでずっとBULLを願い続けるよりも数ゲームごとに狙う数字を変えたほうがよいということです。

まとめ

イメージを修正しないっていうのはすごく難しいです。
でもイメージで投げれるようになると、楽に投げられるようになります。
緊張してあれこれ考えるようになると、身体が強張って力が入ってしまいますがイメージで投げるようになると考えるということをしないので、緊張に強くもなれます。